明るい社会づくり運動 庭野日敬師

Contents ご意見ご感想はこちらのフォームからお願いいたします。
管理者の挨拶(INDEX)
明るい社会づくりの為に!
  Blog 更新中!
庭野日敬師プロフィール
【昭和44年4月】
 四国大会の講演
 (仏教の教えを生活に生かそう)
昭和44年9月】
 西中国推進大会
 (物心一如)
【昭和51年】
 全国総会の挨拶
 (英知と共に)
【昭和54年】
 全国会長会の挨拶
 (宗旨、宗派を乗りこえていく努力を)
【発足25周年】
 発足25周年を迎えての
 インタビュー
 (思いやりに満ちた心豊かな社会
著書「この道」
 一仏乗の世界をめざして
【全国協議会第10回総会】
  での挨拶から
  拓塾への期待と激励
庭野日敬師の目ざす
 「明るい社会づくり運動」


明るい社会づくり運動の
 目指す社会とは


庭野日敬師の世界平和論

リーダーの条件

 元明るい社会づくり運動
 拓塾塾長 佐藤秀裕氏
明るい社会づくり運動
  三十周年にあたって


 前明るい社会づくり運動
 拓塾長 坂本尭氏
ご意見・ご感想はこちら
明るい社会づくり運動
  公式ホームページ≫



【昭和54】 全国会長会 提唱者の挨拶 

(昭和54年10月20日 全国会長会 会報より))

 「宗旨、宗派を乗りこえていく努力を」

  本運動の提唱者として庭野日敬氏は次のような主旨のあいさつを述べた。

皆さんは、多くの方々のご意見がスムーズに吸いこめるようなことを考えて明るい社会づくり運動をすすめていると思う。
その中で私共宗教者は、何をすべきか、叉何ができるか、ということが
大切である。これは当初、布教の手助けかということも云われたが、自分の教団を大きくしようとすることが、かえって宗教を世間から遊離してしまうことになる。それは結果として、宗教者自体が無神論者をつくる原因だと云われている。この点宗教教団の気をつけなければならない点だろう。世界宗教者平和会議も、それを乗り超えていかないと内容の伴なわないことになる。
それらの点を含めて明杜運動を提唱したのであるから、はっきりしない点もあったと思う。本運動も県単位に協議会ができ、皆さんのご努力で思いもよらないかたちに仕上ってきていることに感激している。
国連での私の提言は、世界の宗教者代表としてさせて頂いたものだが、やはり政治とは無関係では何事もできないことを痛感している。
本運動も県をあげて動かすということになれば、政治家も含めた形で行政と提携してすすめることが大事。また、宗旨・宗派を超えていかねば明るい社会はできないことを痛感する。
「世界共同体を志向する宗教」をテーマとして、本年度の世界宗教者平和会議は開かれた。現在、日本が平和憲法をもっていることからも、世界平和のために日本が世界につくす以外に道はない。
本運動の提唱者としてむかえられ、いろんなところでお話できることを光栄に思っておる。