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1906年 新潟県生まれ
1938年 立正佼成会を創立
1979年 テンプルトン賞
(テンプルトン財団)を受賞。
1999年 92歳で入寂。
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庭野日敬師は、恩師である新井助信師や長沼政(のちの長沼妙佼脇祖)との出会いを経て立正佼成会を創立。「人を救い、世を建て直す」との信念から、「国民皆信仰」、「明るい社会づくり運動」を提唱する。
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高松市で開催された
第1回「明るい社会づくり運動推進大会」 |
庭野日敬師は第20回IARF
(国際自由宗教連盟)
世界大会で常任理事に就任した |
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宗教協力にも積極的に取り組み、日本宗教連合(日宗連)理事長などを歴任。
異教宗教者として初めて第2バチカン公会議に招聘された。それを機に、世界宗教者平和会議(WCRP)アジア宗教者平和会議(ACRP)の創設・運営に力を尽くした。
京都で開催された第一回世界宗教者平和会議を皮切りに宗教者が宗教協力と対話からもたらす平和活動を推進。また、国連軍縮特別総会において、非政府組織や立正佼成会の代表として核兵器廃絶などを3回にわたり訴えた。
宗教協力による平和活動の功績で「宗教界のノーベル賞」といわれるテンプルトン賞を日本人で初めて受賞。またアルベルト・シュバイツァー博士の生誕100年を記念して創設されたユニクェスト・シュバイツァー賞、ローマ教皇庁の大聖グレゴリウス勲章、キリスト教・ユダヤ教国際協議会のインターフェイス・メダリオン(宗教対話促進賞)など、数多の賞勲を受ける。
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ローマ教皇ヨハネ・パウロ2世と共に
第6回WCRP(バチカン)に出席 |
ロンドン郊外のウィンザー城で
「テンプルトン賞」を受賞した庭野日敬師 |
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著書:
『新釈法華三部経』(全10巻)『仏教のいのち法華経』『法華経の新しい解釈』『脚下照顧』(正・続)『瀉瓶無遺』『人生、心がけ』『開祖随感』『この道』 他多数の著書
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